2021年9月9日木曜日

ウェブ内覧会 Vol.1(外観・リビング・ダイニング)

ミッドセンチュリーハウス4件目の新築が完成いたしました!

ロサンゼルスに建つ、リチャード・ノイトラのVDLリサーチハウスを参考にした2階建てのお家は、ヴィンテージ家具の似合う素敵なお家になりました。


それでは、WEB内覧会へようこそ。

連続した窓が並ぶすっきりとした外観に、1階部分は自然を感じられる岩壁になっています。

まだ植栽がありませんが、岩壁と重なるようにグリーンが入る予定。

そして夜は植栽と共にライトアップされます。(後日写真が取れたら更新しますね)

岩壁になっているのにスッキリして見えるのは、縦のラインができるように貼ったから。ノイトラらしさは、こんなちょっとした違いで感じられます。

こちら2年後にお伺いした際のファザード

グリーンが入って基礎が見えにくくなりましたね



さて玄関に回りましょう。階段を上がって数歩。白いアプローチ上部には縦筋の空への抜けが感じられる仕掛けがあります。
そして、白いシンプルな玄関を開けると突板の壁が現れます。普通土間があると思いますがアプローチが土間の役割なのでこちらはマットを敷くタイプの玄関になります。

「家具からはじめる家づくり」はすでに玄関から始まっています。下駄箱としてブラジリアのサイドボードと、マジェスティックランプでお出迎え。
マジェスティックは玄関横のガラス越しに常に外からも楽しめます。

玄関はリビングとも繋がっていて常に見える(見せる)エリアになります。


さ、リビングに移りましょう。
空と視線が繋がる高窓(右)や中庭に繋がるリブ壁(奥)の視覚効果は絶大で、約9畳のリビングとは思えない抜けを感じます。どこに座っても家を眺められる間取りになっていて、居心地が良い空間です。

要所にバランスよく配置された照明もヴィンテージ。シーンに応じて着け替えできるようにプランしており、より素敵な夜の空間を演出できます。

横長の高窓は室内で得られる空そのもの。

上下からの光の筋が楽しめます。

視線を少し左に向けると向こう側が透けて見える中庭と階段があります。

ミッドセンチュリーモダンの特徴の「中と外があいまいな空間」は、リビングの壁から途ぎれることのない壁で作り上げました。

階段の左側はダイニングエリアです。イームズのセットでまとめられた男前な空間になりました。

ん?テーブルが2つに見えますかね。実はダイニングの一面は全面ミラーにしました。ノイトラのVDLリサーチハウスでも多用されているミラー。映り込みを計算したノイトラの工夫がよく分かります。

広さや視線の抜けを感じさせるのは勿論、

グリーンを映せば倍増しますし、

灯りも倍増させられます。

階段がこんな風に見えたり。顔を半分映せば面白いことになって、家族で爆笑も目に浮かびます。

ダイニングエリアはくぼんだ形をしていて、正面に中庭と階段を眺められます。ここは座ってみないと判らないのですが、3方向が壁なのでとっても落ち着きます。

家の中心にある階段は、ノイトラVDLリサーチハウスの階段そのもの。つり橋のような(揺れはしませんよ)絵になる階段です。


施主様にご協力いただいたオープンハウスには、多くの方にお越しいただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。

盛りだくさんな内覧会はまだまだ続きます。お楽しみに!


  ウェブサイト http://www.midcenturyhouse.jp/


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